今回は国内・海外で使えるマルチACアダプター(PS-350)の使用方法です。
家庭用電話機の子機充電に使用して見ます。
今回は専用ACアダプターが壊れたと仮定し説明します。
※基本的にご使用になる機器(入力側)に過充電防止機能が付いている物だけに使用して下さい。それ以外の場合、充電には使用しないで下さい。まず、使用したい機器の電圧V(ボルト)電流A(アンペア)を確認します。
☆確認方法は下記の通り。☆
●使用する機器の取扱い説明書。
●使用する機器(入力側)の表示を確認する。
●今まで使用していたACアダプター。など。
※不明な場合は購入した販売店・製造メーカーなどにお問い合わせ下さい。今回は今まで使用していたACアダプターを確認します。
すると下の写真の様に、色々な文字が表示されています。

写真中央部分に表示されている文字を確認してみます。
入力:AC100V 5VA
50/60Hz
出力:DC9V 200mA
この場合、新たに使うマルチACアダプター(PS-350)の入力はAC100~240Vで50/60Hz。
問題の出力もDC9Vの時でも最大出力1000mAの大容量ACアダプターなので問題なく使えます。
定格の範囲内であれば問題ありません。
定格記載ページ次に確認して頂きたいのが極性(プラス・マイナス)です。
写真のACアダプター下部にこの様な極性記号が見えます。

これは入力プラグの極性(プラス・マイナス)を表します。
この場合、内側がプラスで外側がマイナスを示します。
マルチACアダプター側の極性を合わせるために、取扱い説明書を確認します。
すると極性接続図が表示されています。
※クリックすると拡大表示されます。この図に従い変換プラグをACアダプター本体のケーブルに接続する訳ですが、その前にACアダプターに付属の変換プラグを選択しなければいけません。
8点プラグアタッチメントの詳細ページこれを調べるのに一番早いやり方は、外径・内径を直接定規を使って調べます。
※使用していたACアダプターのプラグの外・内径を測り、適合する物を選択する方法や、入力側の接続穴を測る方法など。
この様に調べるのが一番です。
※不明な場合は、販売店などに確認して下さい。調べた結果、この白いフチのある変換プラグアタッチメントになりました。

このプラグアタッチメントを良く見ると、前後にプラスとマイナス表示がある事に気がつきます。
プラスの場合。 マイナスの場合。

子機充電器の極性を元に、内側プラスでACアダプター本体ケーブルの接続穴に差し込みます。

差し込む時に本体ケーブル側にも、この様な表示が前後に確認できます。
極性記号。

TIP表示。

ACアダプターの説明書通りに内側プラスで接続すると、変換プラグのプラス記号と本体ケーブルの極性記号を合わせ接続ます。
※センターマイナスの場合はマイナス記号を本体ケーブルの極性記号に合わせる。
根元までしっかり差し込みます。

さて、次にACアダプターに日本の
コンセントブレード(プラグ)を取り付け、本体LEDが9Vで点灯する位置に設定します。

上の写真の状態で9Vの出力になっています。
これを確認した上で、子機充電器とACアダプターを接続します。
最後の接続です。
さぁ、充電中の表示は出るでしょうか?

問題なく充電中の表示が出ました。
文章で読むと複雑に思えるかも知れませんが、最初の接続と接続機器を変更する場合のみの作業ですので、馴れてしまえば至って簡単です。
作業手順のおさらい1.使用機器の電圧(V)電流(mA)を確認する。
2.使用機器の極性(プラス・マイナス)および入力プラグサイズを確認する。
3.
ACアダプター側のプラグ選択。4.ACアダプターとプラグの極性を使用機器に合わせる。
5.
コンセントブレード(コンセントプラグ)を装着。6.ACアダプターのスイッチを使用機器の電圧(V)に合わせる。
7.ACアダプターをコンセントに差し込み電圧(V)LED点灯を確認する。
8.最後に使用機器とACアダプターを接続。
特に6~8の作業手順は守って下さい。★ご使用前の注意事項★
※ACアダプターPS-350には過充電防止機能はついておりません。
充電に使用する際は、自己の責任において、入力機器側に過充電防止機能が備わっている物だけに使用して下さい。機能の有無について不明な場合、充電には使用しないで下さい。
※変換プラグは外・内径の合う物を接続して下さい。無理に接続すると、使用機器やACアダプターが破損します。
※使用する機器への接続は自己の責任で行って下さい。国内・海外で使えるマルチACアダプターのページへGO